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2017年12月27日 (水)

Winter Englis Camp, the 1st day

会場に到着後、富士山麓西湖のほとりを散歩する。昼食を食べ、早速レッスンを開始。アイスブレイクから始まる。まだ表情も硬く、声も小さい。2名の講師はまず声を出させることから始める。何度促しても声が出せない生徒もいるが、講師はそれでも繰り返す。そうしていくうちに、生徒たちの声も次第に大きくなっていく。

講師の自己紹介の後、その内容についての簡単な英語での質疑応答へと移る。一年生は過去形は未習だがお構いなし。ここでも、講師は何度も何度も繰り返す。いつのまにか生徒たちは「きっとこういう使い方なのかな」と自分なりに解釈し始める。それが間違いでも日本語によるサポートは一切ない。あえて間違いを堂々と繰り返させ自分なりに修正を図らせる。そうして正しく言えたらしっかりと褒めてもらえる。苦労した分、子どもたちの達成感は大きい。つまり、学んでいる。

学校の授業との圧倒的な違いは、この自己修正のために費やさせる時間と、日本語による理屈の解説の無いこと、そして口頭反復活動の多さだ。たとえ「何を言ってるか分からない」という態度であってもしつこく、しつこく繰り返す。子どもたちは、いい意味で逃げられないことを察し、自然と喰らい付く姿勢へと変化していく。

初日であるが、早くも間違いを「気にしない」生徒が出てくる。

実りの多い三日間になりそうだ。

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