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2021年11月24日 (水)

11月第3週の学院セミナリオ

11月、高校は進路月間ということもあり、先週は特に毎日放課後に学外講師をお招きしての学院セミナリオが行われました。

高校は聖書の言葉をもとにした「Talent &Mission(タレント&ミッション)~賜物を用いて使命を担う~」という言葉を大切にしてきました。学院セミナリオが、学院卒業後の大学等での学びを知るにとどまらず、その先にある「どのように生きたいか」を考えるきっかけになれば良いな、と思います。また、「わたしの生きている社会、いつかは出ていく社会のこと」に、中学、高校の多感な時に少しでも関心を持ってほしいと願っています。

普段の授業とは異なり、学外の講師をお招きしての講座で、生徒たちは比較的リラックスしてのぞんでいたように思います。写真と共に、先週の6講座をご紹介します。

(1) 15日(月)には「スポーツルールの謎に迫る~オフサイドはなぜ反則か~」というテーマで和光大学現代人間学部の制野俊弘先生が担当してくださいました。

「大学の先生を身近に感じる講義でした。スポーツのルールの由来(起源)を深く考えたことはありませんでした。ルールには、それぞれ文化や背景があることを知り、楽しかったです」と参加者(高1)が感想を話してくれました。

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(2) 16日(火)には「混乱する中東~石油・独裁・イスラーム~」というテーマで東洋英和女学院大学国際社会学部の池田明史先生(学長)が担当してくださいました。

「他の地域にくらべ、中東情勢を理解することは難しいと思いました。たとえば一つの国の中でも地域ごとの考え方のちがいがあり、一つの国を知るだけでも難しいと思いました」とは生徒(高3)の感想です。

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(3)17日(水)には「音楽を『する』~音楽の授業って?」というテーマで東京大学大学院教育学研究科の林更紗さんが担当してくださいました。

写真は、ある動物をイメージし、それを楽器で表現し、その動物をあてるというクイズをしているところです。動物によってテンポを変えたり強弱を工夫したりしました。

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(4) 18日(木)には「アザラシってどんな生き物」というテーマで東京農業大学生物産業学部(オホーツクキャンパス、北海道)の小林万里先生が担当してくださいました。

アザラシはかわいいイメージがありますが、そうではない面があることを知りました。また、アザラシのことをとにかく知りたいという研究者の思いにおどろいたり、自分の足で実際に行って体験し、情報を得、考えることの大切さ、むずかしさ、同時におもしろさを生徒たちは感じたようです。

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(5) 19日(金)には「いのちをまもる~災害看護の現場から~」(支えることを仕事にするシリーズ)というテーマで国際医療福祉大学小田原保健医療学部の鈴木紀子先生が担当してくださいました。

「看護師に関心があります。災害看護という分野を知ってはいましたが、病棟とのちがいなど具体的なことを知りました。視野が広がったように思うし、大学で学ぶことの目標が少し見えたように思います。自分の適性を見つけて自分に合った道を進みたいです」と生徒(高2)が言っていました。

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(6)20日(土)午後には「今話題のPCRを体験しよう」というテーマで横浜薬科大学薬学部の川嶋剛先生が担当してくださいしました。(理系探求入門シリーズ・実験・実習講座)

中学生も参加していて「このような実験は初めて。自分の体や健康に関係あることを知ることができて良かったです」(中2)と言っていました。また、「今話題のPCR検査の実験をでき、それが具体的にどのようなものかを知ることができて良かった。少量の液体を慎重に取り、寒天ゲルに注入するのが難しかったです」とは高校生(1年)の感想です。

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