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2018年8月 6日 (月)

Sydney Homestay 現地レポート3

3、4、5日目
 3日目と4日目はここでの最初のウィークエンドを過ごした。まるまる2日間をホストと過ごすため、学校で授業を受けることよりも緊張しただろう。ホストのパーティーに同行したり、ホストが友人らを招待してパーティをしたり、シドニー郊外へ出かけたり、それぞれ楽しく過ごしたようだ。
5日目、3日ぶりに学校で学院生同士が再会。ホッとした様子でもあるが、なんとなく「チャレンジの週末」を越したという自信が表情に表れているようにも感じる。オーストラリアの英語のアクセントのことや生活習慣の違いなど、小さな、しかし興味深い点を笑顔で話し合っていた。僕自身の授業でヨーロッパやアジアなどにおける英語のアクセントについて話題にすることもあるが、実際に体験するということは50倍くらい濃さが異なるものだ。
 今日はアボリジニセンターへの遠足である。が、めずらしく朝から小雨。水不足で2ヶ月ほど雨が降っていないと話していたので、きっと嬉しい雨なのだろう。雨男を自負する僕であるが、以前には乾期のフィリピンでも雨を降らせた実績があり、ここでもそれが発揮されたわけだ。
学校からマイクロバスに乗り1時間ほどの場所に目的のセンターがある。到着してみると想像していた場所とは異なり、広大な敷地の牧場の中に平屋の建物が二棟、距離を置いて建てられているような形である。他の団体客と合流するとのことで、土産物が少しとカフェを併設するビジターセンターで時間を潰すことに。待っている間、外に出て牧場の羊や牛を眺める。誰もが知っている羊であるが、改めてゆっくり見てみると、「毛のかたまり感」は相当なものである。
 他の団体客が遅れて到着。幼稚園のちびっ子たち。到着するや否やデッキでおやつの時間に。欠かすことのできぬ日課なのだろうが、その時間も我々の待機時間に…
センターではまずアボリジニ風の絵画を体験。象形文字のような図柄を連ねて「ストーリー」を表現する。それらに筆の柄の先端を利用したドットを大量に打ち込んで描く。まあ、時間もさほど無かったし、お隣の幼稚園児らと同様のフリースタイルではあったが楽しめた。
 屋外に出てブーメランを体験。「く」を左右反対にした形で下部を握り、オーバースローで投げる。想像以上に大胆なカーブを描いて飛ぶ様子に園児たちも嬉しそうだ。アボリジニの言語で「ブシュタカ」という、「口にできる低木植物」も学んだ。
 ランチ後は屋内にもどり、アボリジニについての授業を聞く。アボリジニと一言で言っても、日本の20倍ほどもあるオーストラリアの広大な国土に330もの民族があり、それ以上の言語が話されているようだ。言語や食生活など互いに異なるようだが、「ストーリー」を紡ぎ伝承することを大切にしているようである。また自然や動物たちへ敬意を払いつつ、いかにしてそれら利用したり共存したりしているかも学んだ。強めの訛りのため6 〜7割程度しか理解できなかったが非常に興味深い話をきくことができた。ディジェリドゥについては教科書で学んでいたため、生徒にも分かりやすかったようだ。循環呼吸とまではいかなくとも、演奏に挑戦した2名は意外といい音を出した。
 センターを後にし、また学校へ戻る。予定時間を30分ほど過ぎてしまっていたためバスが出た後の到着になった。それでは次のバスに、というわけにもいかず(いつくるか分からない)、迎えに来たホストの車に相乗りしてそれぞれ帰宅した。

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