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2018年8月 3日 (金)

Sydney Homestay 現地レポート1

初日
羽田空港での集合は夜の7時半。1時間ほど早めに到着し、両替を済ませる。国際線ターミナルには好きなうどん屋がありそこでの夕食を計画していたのだが混んでいたため牛丼ですませる。展望デッキに上がり熱い風を浴びる。あと数時間後にはこの暑さからも逃れられるのだ。
集合時間の30分前ごろから、シドニー語学研修参加者の生徒とその保護者が集まり始める。これから経験することへの期待と心配とが混ざったような表情である。それでも不安を嗅ぎつけられぬよう装っているようにも見える。見送るご両親も同様の気持ちだろう。まだ幼い弟や妹たちはギリギリまでお姉ちゃんの側から離れようとしない。出国ゲートをくぐって見えなくなるまで笑顔で手を振ってくれていた。
飛行機に乗り込むと早速目の前の座席背部にとりつけられたモニターをいじり、離陸もしないうちに映画を見始めた。誰への気兼ねもなく好きに過ごせるという開放感なのか、それとも早く何かで気を紛らせたいのか。離陸時には不安がる生徒もいたが何事もなく無事にテイクオフ。飛行機には幾度乗ってもこの巨体が宙を飛ぶことが信じられない。
シドニーまでのフライト時間は約9時間。本を読んで時間を潰すが、眠くなっても座って上体が起きている姿勢ではうまく寝られるはずがない。数時間後には僕の両足はこれまでにないほどパンパンに浮腫んでしまった。昔はこんなことはなかったのにな。
明け方、空が白み始め、まもなく朝日に美しく色付けられる。なんとなく、勇気を与えてくれるような、繊細ながらも美しい朝日である。
現地時間の午前8時50分ごろ、無事にシドニーに到着。タラップを降りると、10月くらいのヒヤリとした空気に眼が覚める。「本当にきたんだね」という声にはより強い期待と不安と覚悟が感じられる。
バスに乗り、ボンダイビーチへ。オーストラリアでも屈指のビーチだそうだ。少し涼しいが高波を楽しむサーファーも少なくない。ビーチはカスタード色でその砂は粒子が細かくサラサラしている。真っ青な空に真っ白い巨大な雲。こうした雲が無数にあり、それらの端から端までがまるまる見渡せるくらい、空が広い。空に広いも狭いもないはずだが、広いという形容になってしまう。少しだけビーチに降り、そのあとは各自でランチとなる。これがこの国に来て最初の英語を使う機会となるのだ。バーガー屋やフィッシュ&チップスが定番であるが、ついつい日本と同じ量を想定して注文すると結構大変なのことになるのだ。量が多いから。分かっていても同じ失敗をしてしまうのだ。オーストラリアであまり増量しないようにと決めていたが初日で挫けそうだ。生徒にも食べきれないバーガーを片手に途方にくれるものも。
重いお腹を抑えてバスに乗り、いよいよ学校へと向かう。学校までは約1時間半。バス内のテレビで映画を流してくれたが生徒たちはほぼ寝ていた。
学校に到着。正門がなだらかな丘の上にあり、手前に広い駐車場とその脇にきれいに刈り取られた芝生と歩道がある。軽く下るようにして校舎に向かう。校舎も平屋かせいぜい2階建くらい。構内のど真ん中に屋根のついた中庭のような場所があり、そこで各ホストファミリーと対面してそれぞれ散っていく。初対面では普通に挨拶をすればいいのだが、それすら緊張して声に出ない者も。引きつりそうになるのを必死で抑えた笑顔で「Ah,,Hello…」が精一杯だ。これが2週間でどう変化していくか、楽しみである。

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